先制医療・生活習慣病研究

研究責任者・情報管理責任者

京都大学医学部附属病院  先制医療・生活習慣病研究センター 井上真由美

研究目的

医学の知見や技術が進歩し、様々な検査を組み合わせることで、より多くの疾病を、より早期に発見することができるようになってきた。慢性疾患で、初期に無症状の時期があり、頻度の高い疾病では、精度の高い予防対策が必要であると言われており、効率の良い予防戦略が社会的な必要性として議論されている。先制医療は、個体の持つ情報を精度高く評価し、各個体の個別の特徴に合った予防や治療を行うものであり、より個々の特徴に適した予防を目指すものである。従来より詳しい検査を用いることで、より早く疾病の兆候を把握して、疾病とその合併症の発症までに予防対策を講じることは、先制医療としてこれからの予防戦略になりうると言える。

研究対象および解析の項目 先制医療・生活習慣病研究センターの趣旨に賛同し、当センターの検診受診に同意した人を対象として、検診データ及び得られたサンプルから得られる解析結果をもとに、先制医療・生活習慣病に関する研究を実施する。

研究機関

先制医療・生活習慣病研究センター

研究期間

倫理委員会承認日から5年間、延長が承認されれば延長する。

注意事項 

京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院医の倫理委員会の審査・承認を受けて実施される。参加しないことで、健康診断やこれからの医療機関受診に不利益は無い。研究結果の返却は原則として行わない。本事業に参加されないことで、健康診断やこれからの医療機関への受診に不利益が生じることはない。一度参加登録いただいても、いつでも取り消すことができる。ただし、申し出までに解析した結果は、引き続き事業に使われる。

連絡先

先制医療・生活習慣病研究センター 電話:075-754-0073

京都大学医学部附属病院相談窓口 総務課 研究推進掛 電話:075-751-4899 sensei@kuhp.kyoto-u.ac.jp

本事業に参加されないことで、健康診断やこれからの医療機関への受診に不利益が生じることはない。一度参加登録いただいても、いつでも取り消すことができる。ただし、申し出までに解析した結果は、引き続き事業に使う。